ニュージーランド大地震から1年

去年ニュージーランドで発生した大地震から、きょうで1年です。南部クライストチャーチの市内中心部は今も封鎖され、現地在住日本人を含む多くの住民が住宅からの立ち退きを余儀なくされています。

 2011年2月22日。ニュージーランド・クライストチャーチ周辺を襲った大規模な地震で、教会などの多くの建物が崩れ、日本人28人を含む185人が死亡しました。

 日本人28人が犠牲となったCTVビルの倒壊現場は、現在も立ち入り禁止区域となっていますが、ビルが建っていた場所は更地となっています。

 クライストチャーチ市内中心部はおよそ1キロ四方の立ち入りが禁止され、1年前の地震発生時そのままに放置されている店舗もあちこちに見えます。また、ニュージーランド政府は、地震による液状化などで被害を受けた住宅およそ5000軒の住民に立ち退きを勧告。すでに現地在住日本人を含む多くの住民が住み慣れた家を後にしています。

 「この通りだけで90軒いたんですけど、残っているのは8軒足らず。ほとんどの人が出て行ってしまったので」(現地在住日本人パーカー・ヤスエさん)

 一方、市内中心部にあった店が地震で倒壊したため、新たに別の場所で日本食レストランを再開した日本人もいます。

 「前までは日本食レストランはかたまっていたんですよ、お客さんが来やすいように。ですが、みんながもうバラバラになっちゃって、それが悲しいかなと思った」(日本食レストラン店主・竹内和さん)

 地震発生から1年。ニュージーランドの独立調査機関は「ビル倒壊の原因究明を徹底的に行いたい」としています。立ち退き勧告を受けた住民や犠牲者の遺族への補償問題とともに、ニュージーランド南島最大の都市クライストチャーチの1日も早い復興が急務となっています。(22日03:24)

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120222-00000011-jnn-int

あれからもう一年もたってしまったんですねえ。当時はかなり大きなニュースで、日本人の被害者の方たちの模様も、随分報道されていました。でもそのすぐあとに、東日本大震災が起こったので、あまり続報はなかったような気がします。未だに今地震の傷跡も、かなり多く残っているようですね。被害者の方は、東日本大震災のお陰で、この地震の注目度が薄れていることに対して、ちょっと複雑な気持ちになっているのかもしれませんね。
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